ゲームは「いま」誰でも創れる
だから、発信する
皆さんゲーム好きですか?弊社にはゲーム好きがたくさん在籍しています。
そうなったらもう、自分たちの手でゲーム作ってみたいよね!となるのは必然ではないでしょうか。
そして、そう考える人たちは弊社メンバー以外にもたくさんいるのではないでしょうか。
だったらツキモノと同じようなシューティングゲームが制作記録を読むだけでだれでも作れる!そんな発信をしよう!そう考え、今回からゲーム制作の順を追って丁寧に解説しながら制作記録として発信していきます。
ゲームをつくってみたいな。と考えたクリエイターの一歩を歩み始めたあなた!
一緒にゲームをつくっていきましょう。
今回は、さあゲーム制作を始めよう!となったら一番最初に考える「どんなゲームを作るか決める」について、ツキモノのプロデューサー、ラケに聞いてきました。
回答者(ラケ)
プロデューサー
なんでも屋。
ストーリーなど
質問者(ラブ)
マーケティング担当
SNSやブログ作成。
辛いのすき。
質問者(UMO)
マーケティング担当
記事作成します。
甘いのすき。
ゲーム開発日誌:『ツキモノ』についてインタビューしてみました
ゲーム作りたいな!
と考えたら一番最初は何からしたらいいですか?
えっと、最初自分の好きなことをたくさん書きだすといいですね。
その次にやりたいことを明確にするのがオススメです。
たとえば、目的をみんなに説明できるようにビジョンを明確にしたり、
目を閉じて想像したらその情景が鮮明に見える…という妄想をします。
初期の書き出したメモとかありますか?
メモというか、ホワイトボードの記録が一部残っているので、紹介しますね。
ゲームデザイン
成長デザイン
構造デザイン
ゲームを作るのに、次になにをしたらいいですか?
やってみたけど、何も浮かばなかったときに使えるアイディア出しの方法や工夫などはありますか?
んー、アイディア出しの方法は…
・ゲームの作り方基礎みたいな本を1冊でいいので読みます
・一緒に創りたい仲間が居るなら、そのメンバーと相談します
・自分ひとりだけで挑戦する場合は、自分と対話をためします
※1
「ツキモノ」はどんなきっかけでアイディアが浮かんだんですか?
とにかくゲーム創りについては何もわからない状態だったので「面白く、愛されるもの」をどう創るか「会社のチームみんなの為になる題材は何か?」というところから考えることにしました。
そこから、まず「やってはイケないこと」を明確にして、先に制限がある状態にしました。
「やりたい」と「やってはイケない」をリスト化して、眺めているうちにアイディアが浮かんできたので、それをAIを活用して文章化・イメージ化してアイディアがまとまった感じですかね。
ぼくの場合は先に制限がある方が良かったりします。
やってはイケないことって?たとえば?
そうですね…
求められていないことが「やってはイケないこと」ですね。
例えば、ターゲットがゲーム初心者さんだとすると、ゲームの難易度をこだわりすぎて難しいものになってしまっていないか…などですね!
※1 自分との対話方法は、鏡をみて自分に色々ゲームについて問いかけ、その答えをメモするのがお勧め
ビジョンが見えた!その次は・・・?
ビジョン、見えました!ってなったら
これから始めるゲーム制作のおおまかな流れを教えて下さい。
だれの為に作るゲームにするかを決めます。
そして、その「だれ」をより明確にするために、【ペルソナ】という架空の人物像をつくります。
架空の人物・・・その、【ペルソナ】とは?
ペルソナは本当に居る人物くらい精密に考えたターゲットユーザーのことなんですが…ちょっと難しいですよね。
というわけで【ペルソナ】については、また他の記事でくわしく解説します!
ふぁーーーーい!(ペルソナの記事作ろ)
ペルソナが楽しめるジャンルや、どう感じてもらいたいか…などのアイディアをできる限り書き出します。
「ペルソナが楽しんでくれる」アイディアがまとまったら、次に企画書を作成します。
企画書ってどんなものですか?
何を書けばいいの?
そうですね、企画書は…
といった感じで、工程を明確にするのにとてもいいツールですし、人に説明する際にも役に立ちますので是非作っておきましょう!
「ツキモノ」の企画書見せてほしいです。
そして誰もが使えるテンプレート下さい!(笑)
Canvaでテンプレート化したので、自由に編集して利用してください!
もし、Canva以外のツールで作りたい場合はこのテンプレートを参考にして同じようなものを作ってみてください。
Canvaは、オンラインで使える無料のグラフィックデザイン作成ツールで、Webブラウザで編集できるぞ
それからツキモノの企画書は↓こちらです
企画書って難しい…ので次回、企画書について詳しく解説してもらうぞ。作り方に迷ったら参考にしてみてね
スケジュールってどう設定したらいい?
企画書に書くスケジュールはどうやって設定したらいいですか?
スケジュールは「ツキモノ」の場合は結構細かめに設定してあって、書き出すと以下のような感じです。
- プランニング
- リサーチ
- プロトタイプ制作
- マーケティング活動
- キャラクター作成
- シナリオ・世界作成
- 開発作業
- テスト
- 修正
- 中間報告(ひとりでも対外向けを想定した行う。YouTubeとかに)
- 品質管理
- どのプラットフォームで発表するか
- 本番向けテスト
- 最終調整
- リリース
工程をまとめることで、計画的に進める事が可能になります。
ふぁーーーーーーー長い!
これでゲーム作りスタートできますか!?
えっと、どっちかといえば既にゲーム作りははじまってますね。
考えはじめたらもうゲーム作りははじまってます!
計画した開発工程に沿って、コツコツ創りましょう。
大切なのは、時間を効率よく使って、無理のない開発を心がけることです。キチンと寝るとか、休むとかがとても大事!
たくさん寝まーす!!
そ、そうですね。寝すぎもよくないので適度に…かな。
さいごに
今回は、「さあゲームをつくろう!」と思った最初の一歩目、ゲームのアイディアを出すところから企画書を書くところまでをプロデューサーのラケに解説してもらいました。
企画書がしっかりできていると開発がスムーズに行きますし、途中のブレが少なく済みますのでチームでゲームをつくる方も、ひとりでゲームをつくる方も是非頭の中をねりねりして作ってみて下さいね。ゲームクリエイター1歩目のすべての皆さまのお役に立てることを願って!
次回も一緒にゲームをつくっていきましょう!ラブでした。